Kino-Tora [ Dragon's Prophet ] 30 October 2015

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30 October 2015



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その日の正午、世界に一寸の静寂が訪れた。


ラーダスの住民たちは、オーセラ人の冒険者たちが物思いにふけり涙を流すことが多くなっていたことを感じていたが、それが何を予感させるものなのかまでは知らずにいた。
心配した住民がわけを聞いても、彼らは濡れた目にうっすらと微笑みを浮かべ立ち去るだけだったからだ。
だがその日、確信とはいえぬものの、それが何だったのかを知ることとなる。

アケローンの祭りを目前に控えた10月の30日。
遠方に旅立っていた者たちもはるばる出戻り、多くの冒険者がラーダスに集結していた。

集会にはそれぞれが相棒のドラゴンを従え、豪勢な食事に和やかな会話。
彼らの仲間内で開いたアケローンの前夜祭なのだろうと、住民たちが胸をなでおろしていたさなか。
参加者たちの高揚感が高まり太陽が空の真上に来た瞬間に、突然彼らは意識を失ったのであった。


思いもよらない出来事にその場は静まり返り、次の瞬間には住民たちの呼び掛けや戸惑いの声に騒然となった。







グリュナアーム



幸いなことに、意識を失った者たちに命の別状はなく、みな軽い昏睡状態に陥っているだけのようだった。


彼らはラーダスやギガドラゴン軍にとって、大きな戦力であり心の支えである。
そのため、集会場や街で昏睡したものはすぐさま医療機関へと運ばれ看病と治療が行われた。
しばらくの間、夢と現の境をさまよっていたが、ひとり、またひとりと目を覚まし、住民たちが心配していた最悪の事態は避けられることとなった。


目を覚ました者に尋ねると、どうやら身体にかわったところはないようだ。
しかし何かが抜け落ちたような違和感が抜け落ちず、頭が朦朧とするらしい。

そして多くのものがこう言ったという。
意識を失う前に「モンティカの声を聞いた」と。



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スカイコロニーに住まう彼女もまた、集会のさなかに意識を失った一人であった。
今はまだベッドに横たわり、うっすらと目を覚ましては眠りに落ちるのを繰り返している。

少しばかりうなされていたようだが、香りのする薬草を枕元に添えたことで落ち着いたようだ。
その様子を覗き込み、安らかに寝息をたてていることを確認すると、青緑の翼のフライドラゴンは庭で戯れる仲間たちのところへと向かった。







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ここに集うドラゴンたちは皆、眠り姫となってしまった娘を主とする契約ドラゴンである。

それぞれがその特性に応じて役割を分担していた。
身体が大きく、また力の強いものは外敵から敷地を守る役目を。
知力や治癒に長けたものは主の看病や庭園で育てられていた薬草の世話を。
また、類まれな竜力を持ち人の形をとる術を身につけた一匹のドラゴンは街へ赴き、人とのやり取りをする役目を担った。






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そうして自分たちの住処を守り、主が目覚めるその日を迎えるため。






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2015.10.30 | | Comments(0) | dragon's prophet

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